シトルリンの安全性

シトルリンの安全性

 シトルリンは、以前は医療品として使用されていたが、現在では、2007年から食品として取り扱われるようになった。日本では、スポーツ飲料や食品、サプリメントとして使用され、米国では、アスリート向けのサプリメントとして利用され、西洋では、疲労回復を目的とした医薬品として利用されている。さらに、シトルリンは保湿や美白効果があることから、国内外問わず化粧品にも配合されているそうだ。

教授からのメッセージ|京都大学大学院医学研究科 消化器内科

 シトルリンの1日の摂取量の目安は、800mgといわれており、最も多く含まれているのがスイカで100gあたり、約180mgのシトルリンが含まれている。しかし、スイカはウリ科の食物であるため、夏しか栽培されておらず、一年中摂取することはできない。ゆえに、サプリメントなどで摂取をすればよいのだが、必ずしもシトルリンを摂取しなければならないというわけではない。実はシトルリンは体内で生成されることができるのだ。また、体内でも生成されることのできるアミノ酸であるため、サプリメントなどで外界から摂取したとしても全く悪影響はない。体内で生成されるシトルリンの量は少量であるため、必然的に一酸化窒素量も少量になる。ゆえに、健康な身体を維持するために、多くの一酸化窒素を産生したいと思うのであれば、シトルリンをサプリメントなどで摂取するほうがよいだろう。



 また、シトルリンは成長を促進する効果も期待されているため、子供に摂取させるにはもってこいの食品なのである。しかし、そのほかの栄養素などのバランスを考え、シトルリン摂取量に偏りがないようにしなければならない。上記にも記載したが、シトルリンは、人間の体内でも生成することができるため、外界から摂取を行っていても問題はなく、むしろ安全性は高いので安心してよい。

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 しかし、例外も存在する。それは、妊婦でのシトルリンの摂取である。妊婦はとても繊細な身体をしているため、外界からの摂取にはとても敏感に反応してしまう。ゆえに、健康のためにシトルリンを1日の基準量よりも多く摂取してしまうと気分を害してしまうという体調の変化が激しくなってしまう。ゆえに、妊婦での摂取は外界からの摂取は控え、体内で生成されるシトルリンだけで十分であるため注意する必要がある。

 何度も言うが、シトルリンは体内でも生成されるものであるため、外界からの摂取を行っても安全であるということを覚えておいてほしい。